糖質制限『ケトジェニックダイエット』のメカニズムについて②

Part1はこちら

食事からの糖質を完全に抑える事により脂肪をエネルギーにケトン体が生成され
ケトン体をエネルギーとした状態、『ケトーシス』になることが出来ます。

ケトジェニックダイエットのポイント

ただ身体にはケトジェニックダイエットの邪魔をしてしまう機能が備わっていて、
体内で糖質を生み出してしまう『糖新生』と言います。
糖新生は主にアミノ酸を材料として糖質を体内で生成します。
アミノ酸を材料として糖質を作ることが出来てしまうので、あまり多くのタンパク質を摂り過ぎているとなかなかケトーシスに入りにくくなってしまいます。

ある程度の長い時間を掛けていけば糖新生にも限界がきて、後にケトーシスになってはいきますが
多くの方は急いでケトーシスになってケトジェニックダイエットを進めていきたいはずです。
その為に抑えるポイントは

⓵できるだけ糖質の摂取量を抑える

限りなく0に近づけることによって体内では脂肪をエネルギーとして優先的に使用するようになります。

⓶タンパク質(アミノ酸)摂取の種類を変える

糖新生はアミノ酸を材料としますが、アミノ酸にも糖質になるアミノ酸とケトン体になるアミノ酸があります。
ケトン体になるアミノ酸は『ロイシン』『リジン』です。このロイシンやリジンを多く摂っていれば糖新生は起こりにくくなります。
例えば1日2~3回のプロテインのうち1~2回をBCAAに置きかえるだけでもケトーシスになりやすくなります。

BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸の事を指します。
主に食欲を抑制したり、筋肉生成のシグナルを送るなどの効果があります。
もちろんプレミアムボディでも販売してますよ。

⓷ケトン体の材料『脂質』をしっかりと多く取る

1日の総カロリーの6割以上は脂質で摂る方がケトーシスになりやすいです。
脂質を食事から多くとるのは難しいと思う方も多いかもしれませんが例えば
サーロインステーキ、ナッツ類、アボカド、青魚類などを多く食べるとしっかり脂質を確保できます。
またMCTオイルを1日20~30gくらいとるとケトーシスになりやすくなります。

⓸1日の総カロリーは消費カロリーを上回らないようにする

あくまで平均値ですが1日の消費カロリーは男性で約2000kcal女性で約1500kcal程です。
摂取するカロリーは消費カロリーの-200~500kcalくらいが目安になります。
注意点としては抑えるカロリーは最大-500kcal程度までにしましょう。少なすぎると糖新生とは別の問題が発生してしまいます。


以上のメカニズムとポイントをしっかり抑えてケトジェニックダイエットを成功させましょう。

 

PAGE TOP
LINE友だち追加