糖質制限『ケトジェニックダイエット』のメカニズムについて①

前回の記事はこちら

今回はケトジェニックダイエットのメカニズムを解説します。
できる限り分かりやすく書いていきます。

まずケトというのはケトン体ケトーシスのことを指します。
ケトン体をエネルギーとしている状態のことをケトーシス
身体をケトーシスの状態に持っていくことをケトジェニック
その状態でダイエットを行うことを

『ケトジェニックダイエット』

と言います。

本来人間は糖質脂肪をエネルギーとしています。
糖質をエネルギーとして使っていないときは脂肪を使うことが出来ます。が、
脂肪そのものは脳でエネルギーとして使えないんです。
(その他の体の組織では脂肪をエネルギーとして使えます。)

その為に脂肪をケトン体に変えます。
脂肪は水には溶けず、油に溶けます。
なので血液中に脂肪が多くあると血液がドロドロになってしまってあまり良くありません。
しかしケトン体は水溶性。問題なく血液に流れ脳に届きます。
そうすることで脳がケトン体を使ってエネルギーにすることが出来る。
といったメカニズムになります。

よく脳で使えるのは糖質だけ。だから糖質を抜いてはいけない。だとか
いくら減らすといえど多少は食べないと体に悪い。
なんて聞いたり、自身も言ったことがある方も多いのではないでしょうか?
それは間違いです。
逆に少量摂ることにより返って身体を良くない場合が多いです。理由はPart2で!

Part2に続く

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