2021年、Otsukiが書く最初の記事です。
よくある質問、疑問の中から糖質に関するものをまとめて回答を挙げていきます。
「食べろとか、食べるなとかどっちなの?」「結局糖質って避けられなくない?」ってモヤモヤ💬しますよね。
なんにせよ結論を先に述べますと「糖質は摂りすぎる事でデメリットが沢山あり、適切な量に抑えるとメリットが多い」です!
内容の把握までしちゃえば自分の食欲コントロールへまた前進できますよ✨ダイエットの方視点で参ります!よろしくどうぞ!
・糖質をどうしても好きに食べたいんです!
それは糖質中毒です。糖質を摂って血糖値が上がる事によりドーパミンとセロトニンが放出されて脳は快楽を感じます。
この快楽がとても危険。体が糖質を欲していない状態でも快楽のために摂るようになっていきます。
これが「糖質中毒」であり医師の問題では無く脳の指令のため我慢をする事が難しくなります。食べるほどに強くなる「糖質を摂りなさい」と言う指令…それが「どうしても食べたい!」と言う衝動や欲求に変わる。
ここに身を委ねてはいけませんよ!朝昼食べたとしても、夜はしっかり抑えましょうね。
・玄米なら食べてもいいですか?
白米よりも玄米、普通の白いパンよりも全粒粉のパン、上白糖より三温糖
…などなど沢山の「〇〇よりも〇〇」がありますが血糖値の観点で言えばどれを選んでも大差ありません。嫌な言い方ですと、どっちもどっちです。
ただ白い物よりも茶色い方が良い理由は栄養素が白いものより多く残っているから良いとされています。量をコントロールできない方であれば、栄養素を気にして食べても「摂りすぎ」によって痩せる効果は見込めません、量をコントロールできる方であれば、栄養素も気にして食べましょう。
・フルーツは食べてもいいですか?
ざっくりと答えは「NO」。
果物の糖は「果糖」と言うもので、体の中ではブドウ糖の方がエネルギーになりやすいため果糖はすぐに使われず貯蓄されやすく、肥満につながりやすい食べ物です。ヘルシーなイメージのせいで沢山食べてしまいがちです。
私、Otsukiが「量は控えて、でも食べていいよ」と指導している方はコントロールができる方か
甘いものを食べたい欲求をまだうまくコントロールできない方へのおやつの代替品です。
・頭が回らないので糖分を摂りたいです!
体が使うエネルギーは糖質から生まれるブドウ糖だけではないのです。もう一つ、ケトン体と言うものが存在します。主にこちらは脂質、体脂肪から作られるので糖質は取らなくても構わないです。
とは言え何を食べたって糖質は少量であれ入っていますからね。「わざわざそこにパンとか麺とか食べる必要は無いよね」って言う事です。
・揚げ物は魚や肉なら食べてもオッケー?
美味しいですよね、私もたまに揚げ物が食べたくなるんです…がオッケーでは無いです。こちらは老化を促進するAGEと言うのが問題になります。
糖質を高温で調理するほどAGE(終末糖化産物と言われる体内の様々な組織を破壊する事によって老化を促進する物質)が増えます、そしてなんやかんやで消化されますがほんのチョッットが体に長期間残るとされて居ます。
病気はもちろんですが皮膚のシミシワ等の老化現象にまで…
残る率は少ないとしても高温調理されている物って少なく無いですよね?じゃあ結構体に溜まるじゃん、と言うお話です。揚げずにこんがり焼いてもダメですよ!同じです!
・糖質制限は体に悪く無いですか?
強いて言えば痩せすぎる事が心配です。あくまでも目標の体脂肪率や見た目になるまでの道のりで選ぶ手段ですから、バランスは考えましょう。
・糖質制限はリバウンドするからダメだと聞いた事がありますが…
手っ取り早く痩せたい、と思うと糖質制限をガツン!!と頑張っちゃうんです。ダイエットのための食事制限で最もポピュラーですし。
で、一気に頑張って痩せたら満足するから普通に食べ出す事により太ります。
目標を達成しても、食生活を元に戻したらリバウンドする…つまり太るのは当然のことです。
・糖質制限をすると便秘になりやすいのはどうしたらいいですか?
お水と食物繊維の豊富な食品を積極的に摂りましょう。野菜、海藻でカバーです!タンパク質摂取量が増えると便秘になりやすいです。
以上がよくある糖質制限に関する質問、でした。
当ジム、プレミアムボディでは人によって食生活の改善指導も変えて居ます。
最初は「普通に食べてお菓子はやめよう」の提案もお菓子を食べないストレスによって多く食べすぎた結果痩せないとか
制限しているつもりになって居て痩せない、とか後々様子を見ながら変えていく事は当然のこと!有ります。
食の仕組みが分からなくて当然。「痩せるぞ!」と強く意思を持って居ても負けるのも当然。みんな食べる事が好きだから体脂肪が増えたんです。
ですが、適切なダイエットを始めると決めたのであれば学ぶことと実践は必須で有り避けられません。
まずは実践、そして継続することです。
糖質を制限する事は安全なダイエット、そして摂りすぎはデメリットが沢山!と覚えておいて下さいね。
Otsuki