常識人間からの脱却〜孤独のススメ〜

 

今回は”常識人間からの脱却”と言うテーマで記事を書いていきます。

”常識”と言うのは時に便利で時に人を縛り付けてしまう、と言うことは思ったことはないですか?

やりたい事をやる時には私は常識に縛られないと良い、人が自分の想定と違う行動をとると常識的に考えろと言う。

”常識”と言うのはとても都合がよく、とても恐ろしいです。

 

ここで一旦考えておきたいのは『ルール、マナー、常識』と言うのは似て非になるものだと言う事です。

私個人の意見としては原則守るものは『ルール』一択です。その他のものは気にしません。と言うとやばい人だと思われそうなので釈明します。笑

 

現代、こと日本においては『マナーや常識』と言う不確かなものをルールとして他人に押し付けている傾向が強くあります。マナーとルールに明らかな境界線があるにもかかわらず混合してしまい自らを締め付けてしまっています

この不可解な現象は時代が進むにつれ色濃くなっています。先進国の中で国民幸福度が日本が下から数えるほど順位が低い大きな要因となっていると私は考えます。

その現象を作り出してしまうものは一体なんなのか..。それがわかれば大部分の常識から脱却できて大部分のストレスを軽減させることができます。

まず一つは、『声の大きい側の”世間からのバッシングに対する恐れ”からくる曖昧なお願い』です。

例えば駅のエスカレーター、東は左側、西は右側と言う”常識”があります。JRは事故防止の為エスカレーターで歩くの辞めましょう、と言う”曖昧なお願い”をします。一般客には危ないのはわかるけど急いでいる人もいるし片側を空けるべきと言う”マナー”があります。

どうですか?これ。面白い現象ですよね。さらには皆が寄っているから寄ると言う感情を持つこともあります。

 

・東京都でエスカレーター歩行が原因で救急搬送された人数が5年間で約7000人

・エスカレーター待ちの行列がホームにできて危険&邪魔で階段にも行けない

・日本エレベーター協会はエスカレーター上での歩行を禁止、歩かない前提で設計されている

・理論上2列に全員並んだ場合移動効率が4割近く向上する

これだけでもどう行動すべきかはわかりそうなもんですが、最善の選択については言及しないでおきましょう。

 

ここで気を付けたいことは常識のない人やマナーの通りの行動をしない人を避難しない、イライラしない、行動の改善を要求しない、です。

マナーや常識と言うのは決して他人に強要できるものではない、としっかり認識しましょう。

マナーや常識と言うのはある程度の人数が一斉に行ったら皆んな良い感じに気持ちよく物事が進むよね〜って始まったことです。車で車線変更時に手をあげたり頭を下げたりするアレとかも必ずしなければならない物ではないです。でも現状はどうですかね。

今の時代マナーが悪い人へ過剰に反応してストレスを感じてしまう人って本当に多いです。自ら自分を締め付けていることに気付きましょう。〇〇ならこうするべきだ。みたいな思い上がり考は今すぐゴミ箱に捨てるかメルカリに出品してください。

たちが悪いのはやたらメディアに登場するマナー講師と言う謎集団。この人たちのせいで世の中は混乱しマナー、常識強要時代が加速したと言っても過言ではないでしょう。あたかも常識のように、正解のようにマナーを押し付けてきますがアレはマーケティングです。鵜呑みにしないようにしてくださいね。

これから結婚式が多くなってくる季節なので結婚式を例に出すと、

 

・ご祝儀はピン札で割り切れる数字ではいけない

・招待状は御を消さなければならない、句読点をつけてはいけない

・柄靴下やくるぶし丈の靴下はNG

・ヘビ革やワニ革など殺生を連想させるものはNG

etc…

 

もうね、笑えてきますよね。特に服装などを気にするの新郎新婦ではなくて他の出席者じゃないですか?誰のための結婚式やねんって話です。

これ式場側が公式に声明を出していれば守らなければいけないですが、主催側やゲストが勝手にあれこれ考えて決めて締め付けてます。革がNGなら革靴は牛革なのでNGなんですかね。結婚式で目的は新郎新婦を祝い、新郎新婦は祝ってくれた人に感謝をする事ですよね。

後間違いがちなのが、新郎新婦はホストで出席者はゲストです。本来ホスト側がもてなさなければいけないところを高いご祝儀をもらって大した事ない食事を….脱線して口が悪くなってしまうので自主規制。

 

どうでしょう?マナーや常識のせいでどれ程の人がストレスを抱えているか想像出来たんじゃないでしょうか。本当はもっともっともっと具体例がありますがキリがないですからね。

ですが本当に言いたいことは常識を守るな、強要するな、とかではなくて。

マナーや常識を守るんではなく”他者への思いやりの行動”をしましょうよって事です。先ほど例に出した車線変更時のお礼のアクション。これも強要できないし、しなければいけない訳ではないことは変わりません。でもしようよ、って事です。その行動が何の為にあるのか、ってことを考えて行動することが”常識”からの脱却であり、幸福度をあげる行動であると私は思っています。

お礼をされた側はの多くは悪い気分はしないでしょう。注意点はお礼のアクションをされなかった時に反応しないことです。ここを強要してマナーだ常識だと言うからストレスが生まれしまい、生きづらい世の中になってしまうんです。人は感謝された行動を当たり前と考えすぐに他人に求めてしまうんです。それをやめようってお話しです。

社会人のマナーを守って15分前に先方に伺うとか、メールの文章の最初に必ずお世話になっております、文末にプロフィールと連絡先を毎回つけるとか、それ誰のため?って一度考えてみましょ。

相手のことを思った行動をすればよくて、わからなければ相手に聞けば良いんですよ。人は相手が思っていることを正確に読み取ることは不可能です。だから相手のことを思った行動をしたならそれでOK。相手が不快に思っても構いません。だって考えはわからないのだから。相手が嫌だと伝えてきたらそう行動を変えれば良い。相手の考えと違う行動を取っていたからと言って傷つく必要もないんですよね。

 

プレミアムボディ岐阜店は予約時間より5分以上早く来ないでくださいと”お願い”をしています。

しかしルールではないので強要できません。だからあなた自身が思いやりの行動をしていれば良いよって話です。私がどう思うかは関係がないのです。私は何度でも5分前に来て欲しくないのでやめてって明確に言うし書きますが(笑)

 

確かに常識的な行動から外れるのは勇気が必要です。嫌われることもあるだろうし、嫌味を言われることもあるでしょう。

でも良いじゃないですか。上等じゃないですか。だってその他大勢はそれでストレスを抱えてストレス社会を生きて苦しんでいるんです。大勢の力に流されないでそのあなたを縛る”常識”ってやつから一歩外に出てみてください。

常識とマナーとルールをしっかり見極めて適切な行動を取ればきっと今より充実した1日を送ることができますよ。

RYO

 

 

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